『パリの聖月曜日 19世紀 都市騒乱の舞台裏』


パリの聖月曜日―19世紀都市騒乱の舞台裏

パリの聖月曜日―19世紀都市騒乱の舞台裏

買った。良知力『青きドナウの乱痴気』と並べると19世紀ヨーロッパの都市の民衆史という感じになりますね。

Ⅰパリを囲む門と壁
Ⅱ膨張する都市の舞台裏
Ⅲ水の施設の光と影
コレラの恐怖
Vしるしづけられる貧民
Ⅵ出稼ぎ石工マルタン・ナドの回想より
Ⅶ路上の生活者たち
Ⅷ居酒屋・ゴケット・シャンソニエ
Ⅸ都市の騒乱としてのストライキ

てゆうかそもそも同じシリーズなのか!。

青きドナウの乱痴気―ウィーン1848年

青きドナウの乱痴気―ウィーン1848年

この本を図書館で借りたときは、カバーが外れていたから気づかなかったけど、平凡社*1の社会史の本のシリーズだったのだ。なるほど。

ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界 阿部謹也
中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 阿部謹也
ルネッサンス夜話 近代の黎明に生きた人びと 高階秀爾
中世イタリア商人の世界 ルネサンス前夜の年代記 清水廣一郎
路地裏の大英帝国 イギリス都市生活史 角山榮・川北稔編
アリラン峠の旅人たち 聞き書 朝鮮民衆の世界 安宇植編訳
子供たちの大正時代 田舎町の生活誌 古島敏夫

(1982現在)なるほどいい仕事をしている。

*1:ちなみにこのころ(1982年)には平凡社千代田区三番町にあったのか!