『溺れるものと救われるもの』

溺れるものと救われるもの

溺れるものと救われるもの

買った。もしかしたら書棚のどこかにあるのかもしれない、いやいやあれは図書館から借りてきた本だから大丈夫だよ、図書館ってどっちの!、といろいろな想いが逡巡するのだが、もう今日はなにも買えないやと、あきらめつつ最後の棚をみていたらそこにこの本をみつけて、さらに手書きで記されていた値段をみて、迷うことなく一目散にレジに向ったときの興奮は、お久しぶりの経験だった。

序文
1虐待の記憶
2灰色の領域
3恥辱
4意志の疎通
5無益な暴力
アウシュヴィッツの知識人
ステレオタイプ
8ドイツ人からの手紙
結論

「溺れるものと救われるもの」というタイトルは、『アウシュヴィッツは終わらない(これが人間か)』でも章のタイトルに用いられている。