『プルースト』、『南天堂』

猫額洞さんにて購入。「はじめに」の文章が気になって。

これ↓

この書物では、マルセル・プルーストの伝説的な生涯や死にはいっさい言及しないし、よく喋るいかめしい老いた貴婦人そっくりの書簡にも、詩人としての、評論の作者としてのプルーストにも、またカーライルの「美しい壜のソーダ水」と好一体をなすセルズィアンの水にも言及しない。フランス語の表題はそのままにしておくほうがよいと私は思った。テキストの翻訳は私の手になるものである。参照するのは16巻からなる『新フランス評論』社のいやな版である。

いやな版て(笑)!!

南天堂―松岡虎王麿の大正・昭和

南天堂―松岡虎王麿の大正・昭和

日月堂さんにて購入。あといくつか昔の小さくてかわいらしい本を買った。どちらのお店でも買いたい本が多くて悩んだ。こんなこと最近では珍しい*1。ありがとうございます。

*1:買いたくても買える本を探すのにどれだけ苦労していることか。。