30 dicembre

残念ながら選ばれた人のうち半分くらいしか知らない。今日のところは知っている人の分を読んだ。その他の人たちについては、他日を期したい。いつになるかは確かではないが。この時代の人たちは他の分野の芸術家たちと密接な関わりをもっているので、文学とは全然関係ないような本で、そのうち名前を見かけることもあるだろう。もっともその「文学とは全然関係ないような本」というのが、それもやっぱり池内紀訳だったりする。結局先生の手の上で踊らされているということか。
中身は以下のとおり。

レデゴンダの日記     シュニッツラー
ジャネット        バール
小品六つ         アルテンベルク
バッソンピエール公爵譚  ホフマンスタール
地獄のジュール・ベルヌ/天国のジュール・ベルヌ  
             へヴェジー
シャイプスの町の第二木曜日
             ヘルツマノフスキー=オルランド
ダンディ、ならびにその同義語に関するアンドレアス・フォン・バルテッサーの意見
             シャオカル
オーストリア気質     フリーデル
文学動物大百科(抄)   ブライ
余はいかにして司会者となりしか
             クー
楽天家と不平家の対話   クラウス
すみれの書        ポルガー
落第生          ツヴァイク
ある夢の記憶       ベーア=ホフマン
ファルメライヤー駅長   ロート
カカーニエン       ムージル 
解説