光文社の古典新訳文庫にプリモ・レーヴィ登場。

プリモ・レーヴィ『天使の蝶』

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

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おぉ、同じ月に「特性のない男」のムージル。この文庫のシリーズは、それこそルソーの『社会契約論』のようなこれぞ古典という超有名作品のなかに、ムジールやレーヴィのようなそれほど知られていない作家の、しかも決して代表作とはいえない作品を―どんだけ〜―ひっそりと忍び込ませていて、版元の心意気を感じさせる。これからもがんばって欲しい。
表題短編「天使の蝶」の原題はAngelica Farfalla。
発売は九月九日。