『幼児期と歴史』

幼児期と歴史―経験の破壊と歴史の起源

幼児期と歴史―経験の破壊と歴史の起源

☆☆☆☆☆
読んだ(うそ、まだ途中)。以前読んだときには全然わかんなかったけど、今回読み返してみると後の『ホモサケル』シリーズに通ずる彼の研究テーマが率直に述べられていて面白い。

すでに書いてきた本やまだ書いていない本において、わたしが執拗に思考しようとしてきたのは、ただひとつのことでしかない。すなわち、「言語活動が存在する」とはどういうことなのか、「わたしが語っている」とはどういうことなのか、というのがそれである。
p6-7

Infancy and History: On the Destruction of Experience (Radical Thinkers)

Infancy and History: On the Destruction of Experience (Radical Thinkers)

買った(もう何年前??)。そういうわけでこれがんばります。