『零度のエクリチュール』

零度のエクリチュール 新版

零度のエクリチュール 新版

☆☆☆★★
読んだ。バルトの処女作。解説にあるとおり、バルト自身がエクリチュールという言葉に多くの意味を纏わせているため、単一の訳語を同定し難いという事実はあるにせよ、日本語文のなかに氾濫するエクリチュールというカタカナ言葉は、どうにも居心地が悪い。以下お約束だが、「ところでエクリチュールって結局なに??」。