もやもやしたことがあると、

本を買ってしまうのは、明らかに中毒症状の一つなのだろう。猛省。

高田珠樹ハイデッガー 存在の歴史』講談社

本とは関係ないが、動画のリンクにチャレンジ。
ハイデッガーが、ただ歩いているとはどういうことか。

原武史『滝山コミューン 1974』講談社

滝山コミューン一九七四

滝山コミューン一九七四

表紙からしてずっと気になっていた本(装幀・帆足英里子)。
「みんな」がもつ同調圧力への深い嫌悪感に共感。さりとて個人的には中学のときに学級崩壊したときにこの「みんな」すら成立せずに、クラスが暴走、というかまったくひとつの方向性すらもてず、まさしく崩壊してしまったことを思い出してしまう。だからこそ、著者が経験したように、時に個人を否定しかねない「滝山コミューン」のような強烈な集団(主義)こそが、同時に著者のように、冷静に集団を個人を成立させるための条件だよな、と思う次第((うまくいえないが、上のように書いてから、いや、そうじゃない、問題はそこじゃないと思った)。