『東京ブックナビ』

東京ブックナビ

東京ブックナビ

☆☆★★★
買った。諸般の事情により。とりあえずパラパラとめくる。まずはデータ作成のための関係者の努力に敬服する。でも―パラパラと読んだ限りですが―ところどころ(おそらくライターの書いた)紹介記事が正直読むに耐えない。こういう本なんだから、書き手の個人的な印象ではなくて、プロとして書店の紹介に徹してほしい。

『ルーブル美術館の歴史』

ルーヴル美術館の歴史 (「知の再発見」双書)

ルーヴル美術館の歴史 (「知の再発見」双書)

読んだ。中世に軍事要塞が作られた頃の話から。最初に、第5章、第6章の現在のルーブル美術館の話を読んでからのほうがよかった。
☆☆☆★★
○併せて読みたい

ルーヴル・美と権力の物語 (丸善ライブラリー)

ルーヴル・美と権力の物語 (丸善ライブラリー)

博物館学―フランスの文化と戦略

博物館学―フランスの文化と戦略

『ギュスターブ・モロー』

ギュスターヴ・モロー:夢を編む画家 (「知の再発見」双書)

ギュスターヴ・モロー:夢を編む画家 (「知の再発見」双書)

☆☆☆★★

読んだ。19世紀象徴派の代表。一方でルオー、マティスら後の野獣派(フォービズム)と呼ばれる若い画家たちを育てた。代表作に「ユピテルとセメレー」「オイディプススフィンクス」など。著者はギュスターブ・モロー美術館の館長。そういうわけで最後の一章がまるまる美術館ができるまでに割り当てられている。

○併せて読みたい。

ギュスターヴ・モロー―「自作を語る画文集」夢を集める人

ギュスターヴ・モロー―「自作を語る画文集」夢を集める人

amazon的にはこれしかないヨ!

『シャガール』

シャガール:色彩の詩人 (「知の再発見」双書)

シャガール:色彩の詩人 (「知の再発見」双書)

☆☆☆★★
読んだ。母国からの逃亡、政府(戦争あるいは革命)との関わり、フランスを終の住処とするなど同時代の藤田嗣治の生涯と似ているところが多い。小学校のとき隣のクラスで図工の時間にシャガールの「私と村」(1911)を描いていた。そりゃ無茶なんだけど、そこは小学生、なんとなく様になるからびっくりする。

○併せて読みたい。

シャガール (岩波 世界の美術)

シャガール (岩波 世界の美術)

シャガール (タッシェン・ビッグアートシリーズ)

シャガール (タッシェン・ビッグアートシリーズ)